科学の力で、生のごはんを証明したい
「なんとなく良さそう」で終わらせないために。HUGBOXの静かな挑戦
※本記事は研究の途中経過や日々の体験をもとにした内容です。体調に不安がある場合は、必ず獣医師にご相談ください。
「本当にいいの?」って、思うのは自然なこと
「生のごはんって、本当にいいの?」
HUGBOX(ハグボックス)を知ってくださった方から、よくいただく言葉です。
いいと思っている。手応えもある。それに世界中で「生」が優れていることを証明する研究もある。
でも、大切な家族のごはんだからこそ、ちゃんと確かめたい。そう思うのは、とても普通のことだと思います。
きっかけは、「実感」をふわっと終わらせたくなかったから
これまで飼い主さんから、こんな声をいただいてきました。
- 「便の状態が安定しました」
- 「毛艶が変わった気がします」
- 「食べる楽しみを取り戻しました」
うれしい。本当にうれしい。
でも同時に、この“実感”を「なんとなく良さそう」で終わらせたくない、と思いました。
選ぶ人が、安心して選べるように。
迷う人にも、ちゃんと向き合えるように。
そのために、科学の力を借りることにしました。
藤田医科大学発ベンチャーとの共同研究がはじまりました
HUGBOXは現在、藤田医科大学発ベンチャーである株式会社バイオシスラボさんと一緒に、
腸内環境の研究を進めています。実はこれ以外にもさまざまな研究が進んでいるのですが、またこれは追々。
※ここでは難しい話は深掘りせず、「私たちが何を大事にしているか」を中心に書きます。
教授からいただいた言葉
研究者として腸内環境や食事の影響を調べていく中で、ローフード(生食)の持つ可能性には大きな注目をしています。
犬や猫にとって自然な食材をできる限りそのまま活かすことは、腸内細菌の多様性や代謝に好影響を与える可能性があり、今後の研究テーマとしても非常に興味深い分野です。
「可能性」という言葉が、私たちにはしっくりきました。
断定ではなく、丁寧に確かめていく。その姿勢で、一緒に進めています。
また、工場を見学していただいた際には、衛生管理体制や原材料の選定、製造プロセスについて、
「動物の健康を第一に考える姿勢が貫かれている」と言っていただけたことも、励みになりました。
今、少しずつ見えてきていること
現在、臨床試験の結果が少しずつ出てきています。
まだ正式な報告書をまとめている途中ですが、たとえば
- 特定の有害菌が大きく減っていた
- 腸内環境が改善する傾向が見られた
そんな変化も確認できています。
ただ、ここは大事なところなので、あえて書きます。
変化には個体差がありますし、すべての子に同じ結果が出るとは限りません。
だからこそ、データだけでなく、飼い主さんの毎日の観察(便の状態、元気さなど)も重ねながら見ていく予定です。
研究をしていても、わが家のごはん時間はわりと普通です
研究と聞くと、ちょっと特別なことをしているように見えるかもしれません。
でも、わが家の夕方はいつも通りです。
- 朝ガラスのタッパーに用意しておいたごはんを冷蔵庫から出して
- そのまま愛犬たちに与える
- くれくれという期待のまなざしを受けながら笑
それだけ。
科学は大事。でも、目の前の愛するわんこたちのしっぽの動きや表情も同じくらい大事です。
特別より、誠実でありたい。
HUGBOXが目指しているのは、生食を押しつけることでも、他のごはんを否定することでもありません。
ただ、できるだけ誠実でありたいと思っています。
・きちんと確かめながら進めること
・責任をもって届けること
・無理のない続け方を一緒に考えること
想いだけでもなく、科学だけでもなく。
その両方を持ちながら、少しずつ。
無理せず、できるところから
最後に、いちばん伝えたいことだけ。
「少しだけ」「様子を見ながら」「合わなければ戻す」
食事は毎日のこと。だからこそ、背伸びしない形がいちばん続きます。
今日のごはん時間が、少しだけ安心できるものになりますように。
HUGBOXの挑戦は、まだ静かに、続いています。
※正式な報告書がまとまり次第、随時共有していく予定です。