犬の元気がない・よく寝る…それって冬バテ?見極めポイントと食事ケア

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犬の元気がない・よく寝る…それって冬バテ?
見極めポイントと食事ケア

季節のケア 犬の体調 腸と食事

冬になると元気がないのは普通?

「最近よく寝る」「散歩の足取りが重い」など、 冬になると愛犬の様子が変わったように感じることがあります。

これは必ずしも異常とは限らず、 気温・日照時間・活動量の変化に体が適応している可能性も示唆されています。

冬の変化は「体調不良」と「自然な適応」の両方の可能性があります。 大切なのは、日常の様子と比べて大きな変化があるかどうかです。

冬に起こる体の変化

寒い季節になると、犬の体では次のような変化が起こることが知られています。

  • 基礎代謝の変化
  • 活動量の低下
  • 日照時間の減少によるホルモン変化
  • 体温維持のためのエネルギー消費増加

特に日照時間の減少は、 睡眠に関係するホルモン分泌の変化と関連が指摘されており、 自然と眠る時間が長くなる犬もいるとされています。

腸と免疫の関係

寒い時期は、気温差や乾燥によって 体の防御機能に負担がかかりやすいと考えられています。

近年では、 免疫の多くが腸と関係していることが 動物・人ともに示唆されています。

腸内環境が乱れると、 食欲の低下や元気のなさにつながる可能性も指摘されています。

冬の元気のなさは、単に寒さだけでなく、
「腸の状態」「活動量」「睡眠リズム」など 複数の要因が関係している可能性があります。

冬バテかどうかの見極めポイント

次のような変化が一時的に見られる場合、 季節的な影響の可能性も考えられます。

  • 少し睡眠時間が増えた
  • 散歩のペースがやや落ちた
  • 食欲に軽いムラがある

一方で、次のような状態が続く場合は、 季節の影響だけではない可能性も考えられます。

注意
・食事をほとんど食べない状態が続く
・嘔吐や下痢がある
・ぐったりして動かない
・呼吸が荒い、震えが止まらない

このような症状が見られる場合は、 早めに獣医師へ相談することが大切です。

食事でできるやさしいケア

冬の体調変化に対しては、 急激な食事変更ではなく、 消化しやすさや栄養バランスを意識した調整が ひとつの選択肢として考えられます。

実践ヒント
  • ぬるま湯を加えて温かみを出す
  • 消化しやすい食材を中心にする
  • 脂質量を体調に合わせて調整する
  • 生肉(生食)を少量から取り入れる方法もある

生肉(生食)は、 消化性の高さや水分量の多さが特徴とされており、 食欲が落ちやすい時期の選択肢として 取り入れる飼い主もいます。

ただし、初めて取り入れる際には体が適応するのに時間がかかる場合もあります。最初から一気に与えずほんの少量から与えてみて体調の変化など観察しましょう。

HUGBOXが大切にしていること

HUGBOX(ハグボックス)では、 季節の変化による体調の揺らぎに対して、

  • 犬猫ファーストの考え方
  • 自然素材を中心とした食事
  • 腸を整えることを軸にした設計
  • 科学と日々の実践の両立

といった姿勢を大切にしています。

冬の元気のなさも、 単なる「寒さの問題」と切り分けるのではなく、 腸・食事・生活環境を総合的に見ることが ひとつの考え方としてあります。

まとめ

冬に犬がよく寝たり、 少し元気がないように見えるのは、 季節に適応する自然な変化の可能性も示唆されています。

ただし、 いつもと大きく様子が違う場合や、 体調不良のサインが続く場合は、 早めに獣医師へ相談することが安心です。

日々の食事や生活環境を見直しながら、 その子の体調や個体差に合わせたケアを ゆっくり探していくことが大切とされています。

参考文献

  • National Research Council. Nutrient Requirements of Dogs and Cats.
  • Handbook of Small Animal Clinical Nutrition.
  • Frontiers in Immunology: Gut microbiota and immune function.
  • Journal of Animal Physiology and Animal Nutrition.

本記事は一般的な健康情報をまとめたものであり、 特定の診断や治療を目的としたものではありません。
気になる症状がある場合や体調の変化が続く場合は、 必ず獣医師にご相談ください。